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| Re:はじめまして/赤い繭 | ||
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しんさん、こんにちは。 貴方の解釈はしっかりされていてとても興味を惹くものでした。非常にレスしたかったのですが、時間がとれずこんな亀レスになってしまい申し訳ないと思います。 ーーー引用開始ーーー 「知りたいのデス!」「赤い繭」の2投稿を読み、私も思い出しました。高校の授業で初めて出会った安部公房作品は「赤い繭」でした。 ーーー引用終了ーーー 高校教科書の効果でしょうか、「赤い繭」に関する発言が多いので驚きます。ちなみに、私の使っていた教科書には安部作品は載ってませんでした。二十歳過ぎに『砂の女』を呼んだのがきっかけでした。 さて、冒頭でも述べたように貴方の解釈は既に形が出来上がったものだと思います。後は、もっと深く読み込んでいって完成されれば、非常に面白い解釈が出来るのではないかと思います。ちなみに、私は「赤い繭」に対してしんさんのように多くの言葉で語ることができません。繭への変形の場面、あの描写の美しさに言葉を失ってしまうのです。 以下のレスは大したものではありませんが、気になったところだけ挙げてみます。 ーーー引用開始ーーー 「おれ」の身体でできた「繭」ですが、「おれ」≠「繭」なのでしょう。小説は話者を変えて続き、ここに「彼」が登場します。この「彼」は何者か? 私は「誰でもよい誰か」だろうと思います。「おれ」に居場所がないことを告げた「警官」とは、同一人物であってもよいし、違っていてもよい。ともかく「彼」(実際的には「彼」の息子)の支配下に「繭」を置くのです。 ーーー引用終了ーーー 私は、「誰でもよい誰か」を想定していましたが、桑原さんの論文では、同一人物説を採用して論じられています。これは、全く考えていなかった読み方で衝撃を受けました。なお、「警官」という記述は作品中にでてこず、「棍棒をもった彼」と書かれています。 ーーー引用開始ーーー 「繭」のこれからを想像することに、さて、どれだけの意味があるのでしょう? ーーー引用終了ーーー 作品としては、玩具箱に移されるところで終わるのですが、なにかしら、その続き・あるいは別の物語を予感させるところがあるのが、安部作品の特徴ですね。 | ||
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