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| Re:初めまして。 | ||
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はじめまして。 読解が可能な小説に、未来への展望は無い!読解可能だとすれば、それはただのカタルシス小説だ!が持論の私から一言いわせて下さい! 安部公房の小説を楽しむ一つのポイントに、『作品の映像美』があると常々かんがえているのですが、いかがでしょう? 壁になっていくシーンなんて、こっちの心までが平らになっていくようです。(意味を考えると難解すぎて) はじめて、読んだ長編が『壁』だったもので、安部公房のスタイルを知らない当時の読後感といったら、虚しいぃぃぃ・・・でしたが、あの小説は、特徴ある登場人物に作家の価値観とか人間性が浮き出たものを素晴らしいとする、戦後の文壇への挑戦であった、という重要で意義のある作品だと考えています。(だって名前が無いんだよ!個性が無いんだよ!評論家もビックリだね!)その挑戦が、一方で現代社会、都市に生きる人間の無名性をいち早く感じた安部の時代を見る鋭い感性の証拠にもなっており、安部公房を知る上で、読むべき作品だと思います。
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