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安部公房を語ろう
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『賭』のような気がします
Icon In Reply to: Re:初カキコにして質問ダス。
アレン - 投稿日時:2001年04月15日 18時42分48秒
こよみさん、こんにちは。

ーーー引用開始ーーー
まさに、設計依頼者と建築士のお話。それが、実に不可思議な建物で、階段を降っていったのに、
3階に着いてしまうとかいった依頼をかなえるために、建築士は奮闘して、完成させる。
なのに、ビルの竣工式かなんかの日、依頼主はその不思議な建物のなかに、忽然と消えてしまい、
ーーー引用終了ーーー
これを読むと、「空中楼閣」ではなくて「賭」のような気がします。空中楼閣は、結局正体不明のまま終わったはずです。

ーーー引用開始ーーー
支払いをしてもらえなくなってしまう...というオチだったと記憶しますが。
ーーー引用終了ーーー
支払いのことはわかりませんが、落成式の日に社長から記念品をもらってますね。

「空中楼閣」は新潮文庫『水中都市・デンドロカカリヤ』に、「賭」は新潮文庫『無関係な死・時の崖』にそれぞれ収録されています。

で、全集16巻に「消えたブルジョア」というインタビューがあるのですが、その際に安部は、キャバというある靴メーカー社長の話を引き合いに出してきます。なんでも、上下左右に動くエレベーターで社長が始終従業員を監視していたそうな。これって、「賭」にでてくる社長そのものだなと思ったことがあります。

http://www.geocities.co.jp/Bookend/2459/

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