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| Re:夢の遊民社 | ||
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こんにちは。 私は舞台芸術一般が好きです。いえ、本や映画や寄席芸やラジオ小説エトセトラ、 何でもドラマ化されたものが好きで、現実より、そういう、いったんフィルターを 通して濾されたもの?が人生だとどこかで考えているところがあって...。 「人魚伝」の冒頭に「物語中毒症」なる言葉を読んだときには、たいへんドキリ、 ズキリとしたものでした。 安部公房の文章には、詩があります。野田秀樹の書くせりふもそうですが。 「箱男」なんか、もう詩、詩、の嵐じゃないでしょうか。「無限遠の青」という 言葉や、魚になる夢など。戯曲になると、彼の疑問視する「カタルシス」を 避けるためかどうか、むしろ軽々と飄々とした会話文が選ばれている気がします。 それはそうと、私が最近コッているのは、パントマイムなのです。 そして、安部公房の世界はじつにこの言葉のない世界に合うことを発見しました。 (カフカとか、不条理ものは体質的に、もともと向くのかもしれない。) 殊に短篇が。まず、物語の筋の明確さ。とっぴで不幸な、けれど第三者から 見ると滑稽ともいえる状況。人物の無名性。(ただ、人がそこにいる。) そして鋭い諷刺、見るものに一抹の不安を残す後味。ねっ?(って何なんだ!) 「人間そっくり」の落語バージョンも良かったけど、そんなこんなで、 「友達」や「無関係な死」のマイムが、私は見てみたいなあ。 「無関係〜」なんて、一人でできちゃうって想像するのだけど、言うは易し?
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