第22巻

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紫色の波線

コメント

無思想の逃亡者と実存的共和国 野坂昭如[対談]
アレン, 2000/03/31
 満州崩壊後の無警察状態は、有名なエピソードだが、そのとき一番怖かったのは日本人の盗賊だったと語っている。

私の文学を語る 秋山駿[インタビュー]
アレン, 2000/03/31
 『燃えつきた地図』に関するものが多い。『砂の女』・『他人の顔』・『燃えつきた地図』などの作品は失踪をテーマにしているが、安部は「失踪に対して、すぐに回復がということを持出すことに、非常に疑念があるのです。」と語っている。確かに、これらの作品の最後にあるのは、「回復」ではなく「出発」であったと私は思う。

覚え書ー『赤い繭』
アレン, 2000/03/31
 『赤い繭』の創作について、「貧しさを紡ぐように書いた作品であり、作者は作品のたびに自殺しなければならないらしい。」と語っている。

覚え書ー『魔法のチョーク』
アレン, 2000/03/31
 やはり、アルゴン君の由来は元素Arから来ていることがわかる。

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