第17巻
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コメント
- ぼくのSF観[エッセイ]
- アレン, 2000/09/29
SFというと、特殊なジャンルに聞こえる。実際、私も大学に入るまでは、純文学なるものが存在するという幻想を抱いていた。しかし、ある日SF好きの大学の先輩から、「SFは特殊なものではないし、純文学なんて存在しない」と一蹴された。私がジャンルにこだわらず雑多なものを読み始めたのはその頃からで、そのお陰で安部公房に出会うことができた。本エッセイは、安部がポオの愛読を通して培った、自然主義志向ではなく、<仮説の文学>=SF志向が書かれている。
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