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Re:赤い繭の解釈 | ||
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こんにちは > けれど、蚕にしては人間的な行動が多すぎる・・・。考えれば >考えるほど分からなくなってしまいます。 こう考えてはどうでしょう。 この物語の面白さは、 人間であるはずのものが、 突如蚕的振る舞いをしだして、 変態を起こすことにある。 つまり、主人公が、蚕か否かということよりも、 そのようなことがそこで起こったという事実 そのものに着目して、その背景を感じることが 大切なんだと思います。 その場合、人間が主でそれが蚕になったととれば、 それに関わる家に関する記述(彼の感覚) が持つ感触が表に出てくるでしょうし、 逆に蚕が主でそれを擬人的に扱っているととれば、 家に対する客観的な感覚が表に出てくるでしょう。 私は、前者のとり方を好みますが。 以上
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