ボリス・ヴィアンについて - 安部公房を語ろう

安部公房を語ろう

ボリス・ヴィアンについて

アンジェル - 投稿日時:2001年11月22日 18時46分59秒

初めましてになります。アンジェルといいます。
突然ですが、皆さんボリス・ヴィアンという作家をご存知でしょうか。
実は安部公房の全集を読んでいたら、彼の『北京の秋』を絶賛していて、読んでみたら凄かった。
ですのでここで彼の作品の紹介をさせてください。

『赤い草』
長い間、陰謀家と率直さをちゃんぽんに演じてきた。何が残った？
ええ、私には目的があると思い込まされていたんです。でも本当は何もなかった。
私は、始めもなければ終わりもない回廊の中を、愚人に引かれて・・・
だけど、私は本当の人生を味わいたかったんです。

『北京の秋』
誰かを殺すことができて、それでいて自分の目を覚ますことができないとは・・・
・・・さようならって言ってくれないか？

例えば同じブラック・ユーモアでも安部さんの『闖入者』は私のトラウマになってしまいましたが、ボリス・ヴィアンの作品はとても美しいんです。
ぜひ一度読んでみて下さい。

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